R指定とエロ%
黒と影社の既刊、数えてみたら18禁の発行物が10冊を超えていた。コピー本も含めて総発行数が25冊、うち18禁が11冊、15禁1冊である。頒布終了した過去の本もどこかでまとめてアップしておくべきか?
黒と影社は、男性向け18禁小説からスタートしていて、BLものは数冊、♂*シーンまで描写したのはネコハラ本が初めてであった。
男性向けで18禁作品を書く場合、拙いなりにもエロ%(ページ総数に対するエロシーンの割合)を気にしていた。数え方にもよるが、キャラがエロい気分になってからがエロシーンと考えて、だいたい70%以上を目指して60%台に落ち着くのがいつものことであった。全体の約2/3がエロというのが、18禁のボーダーラインとしていたのである。
ところが、BL作品になるとなぜかエロ%が上がらない。作者が妙に逃げ腰になるのだ。15禁指定にした「コナン」の高木×服部本なんてキスで終わらせている。男同士で恋愛モノですよ、というサインのためにつけておいただけだ。
きちんと計算していないが、ネコハラ本も50%を切っていると思う。淫語表現も使っていないし、エロに関係ないトーク多いしで、18禁にする必要があるのか、15禁で充分な気がして、入稿前夜に揺れていた。最終的には、朝方に♂*シーンの挿絵を追加したので、それを決め手に18禁とした。
それでもしばらくエロを期待して買ってくれるお客さんに申し訳なく、15禁にすればよかったとぐじぐじ悩んでいた。
しかし、15禁指定にされているほかの作家さんの同人誌を読んで、ああ、やっぱりウチの本は18禁だわ、と思い直した。淫語を使ってなくても、表現をぼかしているわけじゃない。ページ数は少なくてもエロシーンはしっかりエロシーンであった。
エロ%というのはどちらかというとサービスの部類で、R指定の基準そのものではないということである。♂*シーンに至らなくとも、作者がエロを意図して表現したら18禁とする。こう決めてしまえばギリギリまで悩むこともあるまい。






















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